
久しぶりに自転車に乗ろうとしたら、タイヤがふにゃふにゃ。空気を入れたばかりなのに、また減っていることもありませんか。
自転車のタイヤの空気が抜ける原因は、自然な空気の減少、バルブの不具合、パンクなどです。「どのくらいの速さで抜けるか」を手がかりに、補充でよい場合と修理が必要な場合を分けましょう。
01空気が抜ける3つの原因
空気が減っただけで、パンクとは限りません。長く補充していなかったのか、補充後すぐに柔らかくなったのかで、疑う場所が変わります。

- 乗っていなくても、空気は少しずつ減る
- タイヤに異常がなくても空気は自然に抜けます。しばらく補充していない自転車が柔らかくなっているなら、まずは傷や異物がないか確認し、指定の空気圧へ補充します。
- 空気の入口から漏れている
- 英式バルブで使う「虫ゴム」は空気の逆流を防ぐ部品です。傷みがあると空気が漏れることがあります。ただし、虫ゴムを使わない英式バルブもあり、仏式・米式を同じ方法で修理することはできません。
- タイヤの中のチューブなどが傷んでいる
- 釘やガラス片による穴、タイヤ・チューブの摩耗、空気不足のまま段差を越えてチューブを挟む「リム打ち」などが原因です。外から穴が見えないパンクもあります。
補充しても数時間〜翌日には大きく減る、片方だけ繰り返しぺたんこになる場合は、自然な減少と決めつけないでください。バルブやパンクの点検が必要です。
02空気を補充する

先に、バルブの種類と指定空気圧を確認
空気の入口には、ママチャリなどで多い英式、ロードバイクなどで多い細長い仏式、車にも使われる米式があります。自転車の説明書や販売店で種類を確認し、合う口金・アダプターを使います。
空気圧はタイヤ側面や自転車メーカーの指定に合わせます。タイヤ・リムなどに指定がある場合は、すべての許容範囲を守ってください。空気入れの最大圧力や初期設定は、その自転車に入れる量ではありません。
家族の自転車に1台で使うなら、手動のSIG-FP006
サムライディングのSIG-FP006は、英式・米式・仏式に対応するフロアポンプ。充電がいらず、玄関や物置に置いておけば、気になったときに補充できます。種類の違う自転車がある家庭でも、対応する口金へ切り替えて使えるのが便利です。
- 1タイヤを見て、口金を合わせる
傷・異物・目立つひび割れがないか確認し、説明書に従ってバルブに合う口金へ切り替えます。
- 2接続して、指定範囲まで補充する
口金を確実に固定し、足でポンプの台を押さえてハンドルを上下します。仏式・米式はゲージを確認。英式はゲージの数値を正確な内圧として扱わないでください。
- 3口金を外し、キャップを戻す
バルブの手順に合わせて閉じ、補充後も空気が保たれるか確認します。このポンプは空気を抜く機能がなく、シーラント入りチューブレスタイヤには使用できません。
SIG-FP006の楽天市場での評価サムライディング 楽天市場店
購入者からは、ママチャリとスポーツ自転車を1台でまかなえたという感想や、バルブの切り替えが使いやすいという声があります。充電を気にせず、家でこまめに補充したい人の候補です。

押し引きの手間を減らすなら、電動のPANP RIDE
「手動で入れるのが面倒で、つい後回しになる」なら、PANP RIDEも選択肢です。英式・仏式・米式に対応し、充電して使う電動タイプ。手動ポンプと両方そろえる必要はなく、補充のしやすさでどちらかを選べます。
バルブに合うアタッチメントを接続し、タイヤの指定に合わせて単位と設定値を確認してから注入を始めます。設定圧に達すると自動で停止するため、ハンドルを上下する作業を省けます。
英式は接続しただけでは空気圧が表示されず、メーカーは注入中に表示する方式と案内しています。仏式・米式と同じように静止時の内圧を測れる製品とは考えず、英式での設定方法も確認してください。作動音があり、使用後はホースなどが熱くなるため、冷ましてから取り外します。
PANP RIDEの楽天市場での評価空気入れ専門店【PANP】
手動ポンプから替えて空気入れが楽になったという感想や、小さくて自転車に使いやすいという声が見られます。力を使う補充を、ボタン操作に変えたい人に検討しやすいタイプです。

03すぐ抜けるときと予防

補充してもすぐ抜けるなら、修理する場所を探す
英式の虫ゴムに破れや傷みがあれば、対応する部品への交換で改善することがあります。ただしバルブを抜くと空気が抜けます。パンク防止剤入りは液が吹き出すこともあるため、分解せず自転車店へ相談してください。
仏式・米式の不具合、バルブの根元の傷み、チューブの穴などは別の対処が必要です。虫ゴムを替えても減る、原因が分からない、タイヤに傷や異物がある場合は、空気を足し続けず点検へ。ぺたんこのまま走るとタイヤやチューブを傷めるため、乗って店まで向かわないようにします。
放置せず、補充しやすい習慣をつくる
- 乗る前にタイヤを見る。大きくつぶれていないか、異物やひび割れがないか確認。手で押して明らかに柔らかいときは、そのまま走りません。
- 自転車ごとの間隔で空気圧を確認する。タイヤの種類や使い方で減り方は違います。一般的な街乗りでも月1回は補充・点検の機会をつくり、スポーツ自転車などはメーカーの案内に合わせて、よりこまめに確認します。
- 段差は速度を落として越える。空気が少ない状態で強く乗り上げると、チューブを挟んで傷めやすくなります。
- 久しぶりに乗る日も、先に点検する。使っていない間にも空気は減るため、見た目だけで大丈夫と決めつけないでください。
新品のタイヤでも、空気は抜ける?
新品でも自然な空気の減少はあります。ただし、交換直後から短時間で大きく減る場合は、自然な減少だけで説明できるとは限りません。取り付けた店へ相談し、バルブやチューブの状態を確認してもらいましょう。
少しずつ減る空気には、定期的な補充を。
すぐ抜ける空気には、漏れる場所の点検を。
参考にしたメーカー・自転車店の案内
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