
洗っているのに、まな板の縁が黒っぽい。包丁の傷に沿って、黒い線が残る。食材を直接のせる道具だからこそ、気になりますよね。
黒ずみにはいくつかの原因があり、落とし方もまな板の素材で変わります。カビや着色が起こる理由から、今ある黒ずみの手入れと、繰り返さない乾かし方を見ていきましょう。
01まな板が黒ずむのはなぜ?
まな板の黒ずみは、食材の色や汚れが残ること、包丁傷に汚れが入り込むこと、湿った状態が続いてカビが生えることなどで起こります。黒く見える部分がすべてカビとは限りません。

洗い残しと包丁傷に汚れがたまる
色の濃い野菜や肉・魚を切った後、そのまま置いておくと、色素や汚れが残って落ちにくくなります。細かい包丁傷が増えたまな板は、表面をさっと洗うだけでは汚れを取りきれないこともあります。
裏面や側面も汚れが残りやすい場所です。洗った後に水がたまったまま置いたり、濡れた板同士を重ねたりすると乾きにくく、カビが発生しやすい状態になります。
木の変色は漂白で悪化することも
木製の場合は、食材の色が染み込むほか、木の成分が漂白剤と反応して黒や褐色のシミになることがあります。「黒いから漂白剤を足す」と決めず、素材に合うお手入れへ進みましょう。
02素材に合う黒ずみの落とし方

まずは洗剤で洗い、汚れを落とす
食材のくずを流し、食器用洗剤とスポンジなど、まな板に使える道具で両面・側面を洗います。包丁傷に沿って丁寧に洗い、洗剤を十分にすすいでください。
肉や魚を切った直後に熱湯をかけるのは避けます。残ったタンパク質が熱で固まり、汚れが落ちにくくなるためです。最初は水かぬるま湯で洗い、熱湯消毒は対応する製品だけ、汚れを落とした後に行います。
対応する樹脂製まな板には、泡で漂白
洗っても色が残るとき、塩素系漂白剤を使える樹脂製まな板なら、キッチン泡ハイター 無臭性 本体400mLが便利です。薄め液やつけ置き容器を用意せず使え、塩素臭が気になる人にも選びやすいタイプです。
無臭性も塩素系漂白剤です。換気扇を回し、炊事用手袋と眼鏡などで目を保護して使います。クエン酸・酢・アルコール・ほかの洗剤と混ぜないでください。
- 1まな板の表示で、塩素系漂白剤と泡タイプを使えることを確認します。
- 2洗ってすすいだまな板に、約10cm離してスプレーします。量の目安は10cm四方あたり5回です。
- 3漂白は約5分置きます。除菌だけの時間とは異なります。
- 4流水で30秒以上、十分に洗い流します。液が付いたシンクもすすぎ、水気を切って乾かします。
ゴム製・エラストマー製などは、漂白できても時間に制限がある製品があります。この手順をそのまま当てはめず、まな板と漂白剤の両方の表示に従ってください。
キッチン泡ハイター 無臭性 本体400mL楽天市場での評価(楽天24)
購入者からは、漂白剤のにおいがほとんど気にならず、使いやすかったという声が見られます。
薄め液を作らず、気になる面に泡を広げられるのが使いやすいところ。塩素系が使えるまな板を手軽にケアしたい人に向いています。楽天24では単品だと送料がかかるため、日用品と一緒に買うときにも選びやすい商品です。

木製は、製品の指定に合わせる
木のまな板には、漂白剤を使えないもの、薄めた液体だけ使えて泡タイプは使えないものがあります。木の種類や加工が違うため、ひのき製というだけでも判断できません。
製品が分からない場合は、まず食器用洗剤で手洗いしてよくすすぎ、メーカーや購入店に確認しましょう。漂白が認められている場合も、指定の種類・薄め方・時間を守ります。落ちないからと濃くしたり、一晩つけたりする方法は避けてください。
03落ちないときの判断と再発予防
落ちない黒ずみと傷は、削り直し・交換を考える
お手入れをしても黒ずみが残るときは、色だけでなく表面の状態も確認します。食材の着色だけが残る場合もあり、色があるだけで危険とは断定できません。一方、汚れを落としにくい傷みは使い続けるか考える目安になります。
- 洗うと引っかかる深い傷や、細かな傷が広く増えている。
- 表面がえぐれている、欠けや毛羽立ちが目立つ。
- 反ってしまい、調理中にがたつく。
- 製品に合った洗浄・漂白をしても、汚れを長く落としきれない。
厚みのある木製まな板などは、表面を削り直せる場合があります。ただし薄い板や加工品には向かないこともあるため、自己流で強く削る前にメーカーへ相談を。削り直せないものや傷みが大きいものは、買い替えを検討しましょう。
洗った後は、風が通るように立てて乾かす

黒ずみを繰り返さないためには、使ったら早めに洗う、よくすすぐ、十分に乾かすことが基本です。清潔な布で水気を取り、板同士を重ねず、両面に空気が通るように立てます。木製は直射日光を避け、風通しのよい場所で乾かしてください。
立てる場所が定まらない場合は、まな板スタンドを使うと乾燥させる定位置を作れます。手持ちの板の厚さ・大きさに合い、板同士の間隔を空けられるものを選びましょう。スタンドの接触部分や下にたまった水も拭き取り、乾いた状態を保つことが大切です。
例えばSUIマイスター ステンレスまな板包丁立て SUI-723は、厚さ3cmまでのまな板1枚とシートまな板1枚を立てられます。薄い板専用のスタンドに入らなかった木製まな板でも、厚さが合えば候補になります。
幅10.5×奥行11×高さ20cmの置き型で、マグネットが付く壁を用意する必要はありません。水気を切った板を、片面を壁に密着させずに置くと乾かしやすくなります。まな板の大きさや重さも考え、安定する平らな場所に設置しましょう。
SUIマイスター まな板包丁立て楽天市場での評価(リビングート)
購入者からは、シンプルな見た目や、キッチン台に収まりやすいサイズ感を気に入ったという声があります。ぐらつきにくく使えたという感想も見られました。
水受けが欲しかったという声もあるため、置き場所の水はね・水滴の処理は考えておきましょう。使うたびにまな板を伏せて置いてしまう人には、立てて乾かす定位置を作れるのが魅力です。

まな板の黒ずみは、素材に合う方法で落とし、洗った後に十分乾かすことが基本です。薬剤を強くするよりも、正しい使い方と置き場所を整えて、毎日のお手入れを続けやすくしましょう。
参考情報・この記事の作り方
お手入れ方法と素材の条件はメーカーの公開情報を確認しています。購入者の声は楽天市場の対象商品レビューを要約しました。
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